『トランス・ワールド』鑑賞!
こんにちは!関西では雨が続いていまね。
これほどの豪雨だとどこにも行けないし本当に暇になっちゃいますね。
ということで、何か映画を見たい!
となりまして、ツイッターで話題になっていた
『Enter Nowhere(どこにも行けない)』
(邦題『トランス・ワールド』)を見ました。
なんと!ネットフリックスにあったんですよね。うれしい。ネットフリックス会員登録済みの方はこの豪雨を乗り切るためにもぜひ見てみてください。時間があっという間にすぎました(笑)
あらすじを少しだけ…
サマンサは森で迷子になってしまう。さまよっていたところ、たどり着いた無人小屋で一人の男デヴィッドに出会う。彼もサマンサ同様森に迷い込んだようだ。そして同じように小屋にたどり着いたジュディに出会う。三人は森から脱出するために試行錯誤するが何度抜け出そうとしても結局同じ無人小屋にたどり着いてしまう。どう考えてもありえない場所にたどり着いてしまった3人には共通点があって...?
パッと見、ホラーっぽい雰囲気が漂っていますよね。でもホラーじゃありません。怖いシーンも出てきません。
実際私も超ビビりながら見てたんですよね、あっこれ襲われるやつじゃん、やばいって。雰囲気は少し怖いですが、びっくりさせるようなシーンはありません。約束します!(笑)
ここから少しネタバレを含む感想(ぜんぶはわからないように話しますが、
これから見ようと思ってる方は見てからまた記事を読んでくださると幸いです)
最初あらすじを少し読んでから見たんですよね。私は3人の共通点が「殺人をおかした」とかかなあと思っていました(笑)(笑)
夢の伏線もその事件当時の状況かなあと。
でも、3人はそういう関係だったんですね、見ているうちにじわじわそうかも...?
となりましたが、はじめは想像もつきませんでした。
でも、しっかり伏線が引かれてて、着実に回収されていく感じがするので見ていて楽しかったです。
ラストのあたりでまさかあんな風に消えて2人がいなくなるのはちょっとびっくりしました。命を落として倒れる感じかなあと思っていましたがまさかあんなにスゥっと蒸発するように消えるなんて(笑)でも、最終的にサマンサの頑張りで助かりましたね、よかったよかった。最後のシーンとか超ほっこりしましたね。
あの感じだとデヴィッドはまだ生まれてないんですかね(ここで壮大なネタバレ)
(ここから本当のネタバレです、見るつもりの人は見ないで!)
自分の親にあんな形で会うのはめっちゃ気まずいだろうなって思いました。
だって自分と同い年位のまだ未熟なころの親を見ているんですよね?
親としてではなく、人間として親と向き合うってかなり難しいかも。
しかも、彼らはそれが親との初めてのご対面になるわけで。恨んでいた気持ちも少しはありますよね。そういう見方でもこの映画は面白いと思いました。不運な自分たちの未来を変えるためにも彼らは必死にがんばりました。
あと、この映画は少しだけ反戦の意味も込められているのかなと勝手に考えました。
第二次世界大戦からベトナム戦争で親を亡くしたことで家族がめちゃくちゃになってしまったという。あと、ナチス党員のサマンサの父が空爆されることなど。
彼らがトランスワールドした場所が彼の任務地だったというのも面白いですよね。
ここでネタバレ終わり
あんまり期待せずに見たのですが途中で飽きることなく楽しんでみることができました。特に、ミステリーが好きな方や不思議な雰囲気を楽しみたいという方は一度見てみる価値があると思います!
まだまだ雨が続きそうなので他の作品も何か見てみようと思います。なにかおすすめがあれば教えてください!それでは次の記事でまたお会いしましょう~!