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中国映画『活きる』

 

 

先日、中国映画『活きる』を見ました。(中国名『活着』)

 

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あらすじ

舞台は1940年代中国。資産家の息子福貴は賭け事ばかりして遊んでいると奥さんが愛想をつかして実家に戻ってしまう。賭け事に負け屋敷を売り払い無一文になってしまう。しかし、奥さんは息子の誕生とともに戻ってきてくれる。そこで福貴は家業でもあった影絵で家計を支えようと奮闘するが、そこで国民党と共産党の内戦に巻き込まれてしまう。内戦は共産党が勝利し、帰還した福貴とその家族は必死に生きていこうとする。

 

 

私が特に印象に残っているのは、鉄を集めるところで、有慶が父の商売道具の影絵を差し出そうとするところです(笑)自分の父親のでしょーが!ってなりました。ここは全く重要なシーンではないんですが(笑)

 

 

あとは、食堂で有慶が同級生に仕返しするシーンで、福貴が家族を守るために息子をキツく叱ったところです。あの時代は、自分の息子とはいえど、反共だと思われてしまったら本当にお終いだったんだろうなあと思いました。

 

 

この映画を見ると当時の中国の様子がよくわかります。特に、戦争が終わった後の壁新聞や、かつて偉かった人々の立場が逆転し糾弾されていく姿、壁に大きく描かれた毛沢東など文化大革命らしい描写がたくさんありました。中国に興味のある方は見てみると、勉強にもなりますよ。あとストーリーがめっちゃ面白い。

あと中国語で普通話を勉強している方にもおすすめです!特に主演の俳優さん(葛優)は北方の方らしいので、すごく聞き取りやすい普通話です!聞いててめっちゃr化が綺麗〜と感動。

 

 

ただ、中国映画なのですこぶる長いです(笑)おそらく140分近くあったような

でも時間を忘れてのめりこめるくらい面白かったです。

 

あと、この映画1994年公開なんですね。もっと新しいものかと思いました。

 

 

私の中国語の先生曰く中国映画はいい作品が多いらしいので、他にも見てみたくなりました。今も別の作品を見ているので、また見終わったらレビューしていこうと思います!

 https://eiga.com/movie/4447/review/